ろばのあな

ゆるーくぬるーくがっつりと可愛くてかっこいい子たちを愛でています

気持ちの整理

気持ちの整理をしようと思ってついったーで下書きをしていたら、思いの外長くなってしまったので、数年ぶりにブログを更新してみる。
今回のこと、本当に自分が思っていた以上にショックを受けていて、自分でもびっくりしています。
長らくジャニヲタをやっていて、何人もの好きな子たちを見送ってきたけど、誰かが辞めてこんなに胸にぽっかり穴が開いたような気持ちになって凹んで泣いて引きずって立ち直れないのは元担が辞めたとき以来で、私はこんなに金内くんのことが好きだったのかと。
この1年半、柊真のことを見る度にどんどん好きのボルテージが上がっていって、相方と誰担だっけ、って笑いあうくらいに柊真!好き!が最高潮に達したこの春でいなくなってしまったから、心の中で占める比重の分、喪失感も大きいのは確かだけれど。

でもたぶん、こんなにショックを受けている理由は、それだけじゃない。

Jr.担をやってると、ゴールがデビューだとして、そのゴールまでの距離が近そうな子や遠そうな子ってなんとなくわかる…というか、最近は事務所から容赦なく突きつけられるんですけど。
それなので、距離が遠そうな子を好きになったときは、いつもどこかで心にブレーキをかけてきた。いつ会えなくなるかわからないから、って覚悟してた。

でも、元担も柊真も、ポジション的には所謂メインジュニアで。
だからこそ、心のどこかで、そう簡単にはいなくならないってたかをくくってた。
特に柊真は、レギュラー番組を2本も抱えてる状態でもあり、(進学したと仮定して)大学を卒業するくらいまでは、いつかまいじゃにが終わるまでは、なにきんちゃんが完全に空中分解してしまうまでは、まだ大丈夫じゃないか。そしてあわよくば、このままずっとここにいてくれるんじゃないか。
そんな風に思ってしまった。思いこみたかった。

辞めることを想定してるのとしてないのでは落下の衝撃も違うよねっていう、所謂期待値と現実のギャップというやつです。

そしてもうひとつは、柊真がいなくなるということは、もう2度と、私がこの1年強何よりも愛しんできたなにきんという宝箱がもとには戻らないという意味を持つから。
もうだめかも、と思いながらもしがみついていられたのはまいじゃにがあったからだけど、それ以前に、全員そこに残っていることが前提であって。
今までの最悪の想定は、このままれんしょうが東京に連れて行かれて空中分解してしまう、というもので、繰り返しになりますが誰かがいなくなるなんて、本気で考えたことなかった。

ルックスと歌はずば抜けているのにあとは純粋培養な子供そのものの廉くん、踊りと歌とビジュアルは絶品なのにあとはポンコツ…と見せかけて、実は一番シビアに現実を見ているように見える紫耀くん、大人びて達観しているようにも見えるけど、まだまだ子供全開で、みんなから心底可愛がられている流星、いつまでも甘えん坊だけど、時々ハッとするほどお兄ちゃんの顔を見せる、誰よりも優しい康二、アイドルとして自分をプロデュースすることに長けた、可愛い以上に賢くて聡い大吾。そんな個性豊かな5人をまとめて回して突っ込んでたまに一緒になって自分も暴走する、全体を俯瞰で見る目を持った司令塔の柊真。

誰一人欠けても、今までここにあった宝石箱のような箱庭は色褪せてしまうけど、6人のバランスを保って、誰よりも一番なにきんをなにきんたらしめていた柊真がいなくなるということは、より強く、あの何ものにも代え難い箱庭が決定的に砕け散ってしまったと感じさせる出来事でした。

そして…ここからは愚痴になりますが、もうあの奇跡が2度と戻らないものならば、あの3/31、柊真の卒業式のようだったという最後の瞬間は、6人揃っていてほしかった。
紫耀くんのことは大好きだし、もしこれが紫耀くんの知らないところで進んでいた話だったら本人には何の非もないのだけれど*1、今後、2015/3/31のことを思う度、「紫耀くん 東ジュとディズニー」というキーワードが否応なく浮かんでしまうし、紫耀くんに対して、なんでなん、と思う気持ちがどこかに残り続けてしまうだろうことがつらい。いっそ仕事しててくれたら、ヲタクと遭遇しないでいてくれたら、遭遇話を知らずにいられたら。そんな風に思うけど、知ってしまった断片的な事実が、棘のようにちくりちくりと禍根を残して、一欠片の曇りもなく好きだと言えた頃に戻れなくする。

戻れない幸せな時間が、帰らないあの6人だけの箱庭が、今はただただ恋しくて切なくて苦しいです。

*1:とはいえ、これまでの流れからして柊真の卒業はクリパの頃には決めていたのだと思うので、紫耀くんが知らなかったというのは考えにくい