ろばのあな

ゆるーくぬるーくがっつりと可愛くてかっこいい子たちを愛でています

ドリフェス!〜転げ落ちるみたいに加速して辿りついた沼の底より〜

悪夢の3/5から3日ばかりが過ぎた。
OPの壮馬の顔ですべてを察した瞬間、心が凍り付いた、あの日。

パシフィコあたりから、色んな方のドリフェス!と私的なブログがツイッターで回ってきていて、興味深く拝見していたのだけれど、あの日から3日過ぎて、はてブから「ドリフェス!と私ってネタなんかめっちゃはやってんで」といわれたので、久しぶりに私もこのまとまらない気持ちをブログにぶつけてみるかと思った次第である。
まだまだ全然気持ちの整理がついていないので、読みづらいところも多々あるかと思います。ごめんなさい。

人様のはてブを拝見していると、2次元からドリフェス!に入った方が思った以上に多くて驚いたのだけれど、私は生粋のジャニヲタ兼アミュヲタだ。なのでドリフェス!沼にも、3次元の側からダイブした。

私とドリフェス!の出会い。

それは忘れもしない、2016年ハンサムライブ*1初日のこと。

そもそも私はアミュヲタとはいいつつも、基本的にあみゅ畑では桜田通くんの信者であるため、これまでアミューズ若手俳優陣は、「どーりと、どーりの周りのハンサムと、その他いっぱい」くらいの識別だった。
なので劇プレも、ハンサムメンバー以外は、今井さんはじめ、Gameやらブラホワプロジェクトあたりでどーりと共演したことがある層以外はとんと疎く、株ちゃんも、壮馬も、太田くんも、あの日初めて存在を認識したようなものだった。*2

そんな私にとってのドリフェス!の認識は、あの日まで「なんか?みぞたくが?アイドルなったらしい?」程度のものだった。

みぞたくのことは勿論電王の頃から知っているし、2014年のハンサムの時に「なんか久しぶりに見たらみぞたくがすっっごい可愛くなってるんだけど!!!!」というツイートを残していたので(まったく記憶にない)たぶんその頃から種は撒かれていたんだと思うのだけれど、とはいえその頃は積極的に情報を追いかけていたわけでもなかったので、とにもかくにも、ハンサム初日の時点では、ドリフェス!とは?ディアドリとは?の知識はゼロであった。

なので、初日のドリフェス!アニメ映像は、おくちぱかーっとしつつ、「え?これ声もあの子達がやってるの?」「え、でもみぞたくこんな低い声出る??」と、友達と首を傾げて眺めていた。今あの頃の自分が目の前にいたら「そうなの!!すごくない!?アプリ初期はもっと地声に近かったのが、ここまで出来るようになったんだよ!?頑張ったでしょ!!?ヽ(;▽;)ノ」と力説してしまうこと間違いなしである。

そして始まったディアドリタイム。
始まる前には「どーりもベテサムもいないしまったり見るか〜」と休憩タイム扱いでいたのが、始まった瞬間、「えっ!!なにこれ好きなやつじゃない!?」とジャニヲタの血が疼いてたまらず、気付けばみぞたくを双眼鏡でがっつり見ていたのを覚えている。
今やみぞたくのダンスis至宝説を唱えているくらいなので、私の踊り子センサー*3健在だったなと自画自賛
とはいえディアドリちゃんに関しては、その時点では「かわいい〜☆」で済んでいた。

問題はその後である。


KUROFUNE!!襲来だーーーー!!!!!!

の声と共に段上に現れたKUROFUNE。

えっっっっっ、なにあれ!!!!!

公人の!!!!ビジュアルが!!!!超絶好きな公人!!!!!!(ぎゅぅぅん!!)

今思えば、KUROFUNEが客前で初めてパフォーマンスをしたその瞬間に立ち会えていたわけですけれども、そのときはそんなこと知りもしなかったので、ただただArrivalのあの黒いベロアのロングコートをきた茶髪公人が性癖ドストライクなことに衝撃を受け、そんな公人に「まだ知らないホントの快楽を〜」とか歌われてしまった日には!!あっこれ無理!!!!!(白旗)

元々公人のことはどーりの次かその次くらいに好きではいたけど、自分の中でハマるときとハマらないときの差が大きいのも公人で(笑)。
KUROFUNEの公人は今までで3本の指に入るくらい「ハマる公人」だったんですよね…。
衝撃的すぎて、「公人がちゃんと踊ってる…!」とか思う余裕もなかった。DDバックのユレルとかDVDで見るまで記憶から消し飛んでた。(超もったいない)

ただ、7人で披露したDream Greeting!がすごく耳に残って、4公演終わった頃には大好きになっていたのは覚えてる。*4

そう!!ドリフェス!にはまったもう一つの理由。

曲が!!!いいんですよ!!!!

初めて出会ったその瞬間から、数多のアニソン&アイドルソングを通ってきた私のセンサーがびこんびこん反応してた。
アニソン畑の人間もアイドル畑の人間も絶対好きなやつうううううう!!!!!>< って胸が震えた。

そしてその勘は正しかった。

正直、ここまで良曲&神曲が揃っていなかったら、こんなに沼の底まで来たかどうかわからない。
それくらい、私にとって、ドリフェス!の曲はツボど真ん中だった。
最初の頃は特に、曲が聴きたくてアプリをやりこんでたようなものだったし。

閑話休題
その後も、キュンファイコーナーのKUROFUNE対決*5で「軽音部の親友同士」というキーワードが気になったり、アンコールで出てきた株ちゃんの隣で身内顔でにこにこしてる公人に感無量で目頭熱くなったりした結果、

2日間終えて帰る頃には自分でこんなフラグ立ててましたwww

ドリフェスには手を出さないとかたく決めたはずなのに黒船公人がビジュアル衣装ともにドストライクにツボついてくるやつ(RT)し株ちゃん隣においてにこにこしてる公人に目頭が熱くなったので、うっかり来月あたり黒船のCD買ってたらどうしよう…と悩んでたら京都つきましたおはようございます。」
https://twitter.com/kagamiruki/status/810597019999866880

そしてもう一つ思い出深い出来事といえば、今でも思い出せる郁ちゃんのご挨拶。

「僕は個人的には、応援をお願いすることはしていません。応援というのは、お願いするものではなく、僕がさせるものだと思うので、応援したいと思わせられるようになります」

というようなことを言っていた。
居並ぶ先輩達が「応援よろしくお願いします!」と言っている中でこれを言える強心臓も、それが嫌味にならないのもすごいなと思うけれども、それ以上に、「新人なのにこんなにハンサムマインドを持ってる子が!!!」と衝撃を受けた。
それと同時に、関西Jr.の福井宏志朗くんがその前に同じようなことを言っていて、それに大変感動していたので、「こ、宏志朗さんみたいな子がいる…!!」という衝撃もあった。
「あっ、推せる…この子は推せる…!」そう思って、また1つ扉が開いた。

あとは、
どーりがトミーの顔をべたぼめしてたり、
太田くんがAliceの「大丈夫、ちゃんと見つかる」っていう私が一番大好きな歌詞を引用したコメント上げて泣かされたり、
トミーがどおりいぬを「この犬なんだろう…?」って訝しがってたエピがどーりから暴露されたり、
どーりがドリカ持ってるどおりいぬアップしてたり、
太田くんが「どーりくんどーりくん、俺はスタンプ買いましたよ」ってハイパー後輩力発揮してたり、
どーりが太田くんに「キミはできる子」って返してたり、
そんなこんなが積み重なって*6ドリフェス!が気になってぐぬぬ…!!ってなっていたところに、あの年末の特番である。

今みたばかりで気になってるハンサムの子達が歌って踊って喋る番組ねおっけー☆
あの公人がもう一回見れるんだね映像で残るんだねラッキー☆
…くらいの軽い気持ちで録画した……はずだった。

見終わった直後にはアプリをDLし、お正月明けにはアニメ一期をつまみ食いながら一気見し、2次元の方のKUROFUNEにどんハマリし、キャラと本人たちのツイッターをリストに入れて過去ツイを漁り、自分の過去ツイを振り返ったところによると年明けの1/20時点ではステマを始めていた。

「ディアドリKUROFUNEラインのやりとりに日々ほっこりしてるタイプの全アミュクラは今すぐなんやかんやしてドリフェス見て欲しい…」
https://twitter.com/kagamiruki/status/822117546358816770

転げ落ちるみたいに加速した年末年始。。
頭の中でクレアク*7が鳴り響いていた。
この頃には、沼底へ一直線に滑りながら未来が加速して、高鳴る鼓動が抑えきれなくなっていたのだ。

ただ、この時の私は、こうも思っていた。
ドリフェス!はプロジェクトだから、いつか終わる。ディアドリも、黒船も、ジャニーズとは違って、永続するグループじゃない。だからこそ、今彼らが存在している間を楽しまねば!!」

そう。私は最初から、「期間限定」であることを前提に、2017年を彼らに捧げようと決めていた。
いつか終わることも覚悟の上だった。

だから、今回の件は、「ああ、プロジェクトがクローズするんだな…」と一社会人として理解できてしまったし、その上で、フェードアウトするのではなくて、最後の最後に、武道館という、連れて行ってくれると約束した高く遠い場所で、「サイコーの先」を見届けて綺麗に終わらせようとしてくれる、プロジェクトに関わる大人の誠実さや、あの子達への愛情もびしばし感じ取ってしまったし、だから、何も言えなくなってしまった。

なんでどうして、って泣きたいのに、頭がすとんと理解してしまって、泣けなくなってしまった。

だけど、心は全然追いついてなくて。
「いつか」は来る。それは避けようのないこと。

でも、その「いつか」は今じゃない。

パシフィコ横浜を完売させて、オリコンで2位をとって、7人の関係性も深まって、パフォーマンスもぐんぐん上達して。
やっと今、叶った夢の先にある、スタートラインに立ったんじゃないの?
ここからが勝負なんじゃないの??

っていう、ドルヲタとしての、もったいない!!!っていう気持ちと、

この7人が大好きでたまらなくて、もっとずっと、出来るだけ長く、出来れば永遠に、一緒にいてほしい。

そう願ってしまう、ただただわがままに彼らを求める気持ちと。

それがないまぜになって、やだやだやだ!!!!待って、まだ行かないで!!!って心が悲鳴を上げてる。


だって、私たちは知ってる。
ハンサムは、内製舞台やGameみたいな企画がない限り、年に1回のハンサムでしか顔を合わせないことがほとんどだってこと。

ぎゅーぎゅーくっついて、ころころ仔ぱんだみたいにじゃれあうディアドリちゃんも。
黒船にころころまとわりつくディアドリと、ディアドリのパパママみたいな黒船も。
最近円熟味を増してきた、熟年夫婦の黒船が、「株ちゃん」「公ちゃん」って呼び合うところも。

奇跡みたいに天才的なワードを連発する、我らがセンター壮馬の長いMCも。
宝石みたいに美しい、みぞたくのダンスも。
太陽神トミーが、メンバーに可愛い可愛い連発したり、黒船のヲタクと化すところも。
太田くんが末っ子力発揮して、てへてへ笑ったり、隣にいる公人に懐いてるところも。
郁ちゃんが、「こらーーー!!たくやーーー!!」ってみぞたくにつっこむ声も。
株ちゃんが公人のやることに相好を崩してケラケラ笑ってる顔も。
ディアドリちゃんをまるっと包みこむような、公人のいいお兄ちゃんっぷりも。
そんな公人に尻尾をぶんぶん振ってじゃれつくみぞわんこも。
株ちゃんという相方を得て、欠けていた何かが見つかったような顔で笑うようになった*8公人も。

私が大好きでたまらないその景色は、永遠に失われてしまうということ。

ディアドリちゃんはもしかしたら、ハンサムで集うことがあるかもしれないけれど、でもそのときには彼らは5コイチじゃない。
ディアドリの曲も、たぶん歌わない。

そして、もうハンサムにでることはないであろうKUROFUNEに至っては、これまで10数年交わらなかったふたりの道が今後再び交わる可能性は、限りなくゼロに近いレベルで、おっそろしく低いだろうと思う*9

それが寂しくてたまらなくて、もっと彼らを見ていたくて、お願いだからもう少しだけここにいて!!
って縋り付きたい気持ちでいっぱいで、全然聞き分けよくなんてなれない。

そして、3次元サイドの話ばかりになってしまったけれど、私は2次元の彼らのことだって大好きだ。
アニメ本編はもちろんだけれど、アプリのとつバクやイベスト、ツイッター等で垣間見える日常のちょっとした一コマややり取りで、2次元の彼らはどんどんキャラクターとして肉付けされていった。
今や、2次元のKUROFUNEのことは、3次元のKUROFUNEと切り離したところで大好きだし、圭吾のことは、風間圭吾くんというひとりのアイドルとして推している。

だから実のところ、アプリの終了にもべっこべこに凹んではいるのだけれど、それ以上に3次元の活動停止がショックすぎて、受け入れられなくて、そちらにまで気持ちがさけずにいるというのが正直なところだ。

武道館の日はまだ発表されていないものの、どう頑張っても年を越すことはないだろう。
その日までに、このぐるぐるした想いが昇華できるのか、できないままにその日を迎えるのか、それはわからないけれど、見届けるにしろ抗うにしろ、後悔だけはしないように、できることは全部やろう。それだけは決めている。

*1:正確にはハンサムフェスティバルだけれども、古のヲタクはついハンサムライブって言っちゃう

*2:ハンサムで見たらどうせ「可愛い!好き!!」ってなるんだよねーといいつつ、始まるまではやっぱりあまり食指が動かなくて、どーり出演回以外の新人ハンサム紹介事前番組を真面目に見ていなかったのが敗因

*3:この子のダンスは私好みに伸びる!というJr.担としてのセンサー

*4:なのでバトライで株ちゃんが「初めて7人で披露した曲なので、これを最後に持ってきたかった」って言った時にはひとりで感極まってた

*5:あれ女子役郁ちゃんだったそういえば。更に言うと株ちゃん押し出したのみぞたくだったらしい。GJ書き残してた当時の私。

*6:こうして振り返ってみると、ディアドリの他のメンバーに興味が向いたのはどーりによるところが大きいので、やっぱりどーりはすごいなあ(結論)。

*7:Crazy Accel/A.B.C-Z。えび担は人が沼に転がり落ちる様子をクレアクで例えがち

*8:個人の主観です。

*9:そこに関してはアミューズの中の人に伏してお願い申し上げたい