ろばのあな

ゆるーくぬるーくがっつりと可愛くてかっこいい子たちを愛でています

リューン~風の魔法と滅びの剣~ 好きだったところと覚書(二幕)

リューンの好きだったところとか覚書とか所感とか、後で思い出したいところまとめ。
続いて第二幕。
詳細(レポ)はツイッターに落としてるのでツイセーブからご覧ください(笑)

【たたらの島】
・たたら労働歌がシンプルに好き。
・志音くん(演じる義手屋さん)のトンカチを奪い取ってぽいってするファンルンと、恐らく奴隷なので、諦めてるようになんの感情も見せない志音くん。
・と見せかけて、そのあと義手で遊んで怒られるところでは、志音くんがファンルンにずいっと迫ってファンルンが >< ってなってて、毎回、逆襲されてるwwwと思ってみてた
・志音くんのお店の義手取ってエルカに投げて「ふざけさせてよぉ~」ってヘラヘラしてるファンルン、エルカのことはよく鳴るおもちゃくらいに思ってそう。。
・奴隷達にずいっと迫られて「ごめんなさああい><」って走り去るところ、大阪の途中くらいからかな?ダンダンダダンダダン!っていうたたら労働歌の音に合わせてステップ踏んでるのめっちゃお孫って感じで好きだった…劇場の横幅が広いところとかだと、半分だけステップ→途中から走ったりとかもしてたけど、1回目がそれで2回目は感覚掴んで全部ステップとかもあった。好き…><
・遠慮しないで試し斬り!のときのまりゑちゃんがめためたかっこよくて大好きだった…あそこ必ずまりゑちゃん見ちゃう……
・「何かあったの?」って首を突っ込むエルカを、「エルカ!」って窘めるファンルン、あの瞬間だけちょっとお兄ちゃんだった。
・コーリオ(泉見さん)のいつか虹がみたい、いつもすごく切ないんだけど、千秋楽は特に感情爆発してて、胸がぎゅっとなった。。
・奴隷達の境遇をきいて、素直に胸を痛めている様子のフローとエルカに対し、舞台奥で背中を向けて表情を隠してるファンルン。
・「雨がやんで虹がかかったらこの運命も変わるだろう」に表情を歪ませるファンルン…
・ここ、他全員光の中にいるのに、ファンルンだけ暗がりでみんなに背を向けてるんですよね……*1
・クラートン、現れたあとファンルンの近くによって匂いを嗅ぐような仕草をしてて、ファンルンがえ、なに、って不快感示すような仕草をしてるの、たぶん公演後半の方がより明確になってた気がする
・ダナトリアが剣を構えた瞬間、はっとした顔してフロー突き飛ばして咄嗟に抜いた短刀でダナトリアの剣を受けるファンルンちゃん、正しく護衛…かっこいい…
・よりによって千秋楽でプチトラブルがあって、短剣が片方落ちてしまって1本で受け止めることになっちゃったんだけど、そのときのお孫の咄嗟の対応が超デキジュだった…しゅき…*2
・お前で試し斬りさせろ、のくだり、ファンルンは何も口をはさまず、ただ息を詰めて成り行きを見つめてるんだけど、フローが「いいよ」って言った瞬間、はっと息を吐いて「このバカ…!」とでもいいたげな顔するし、「まじか…」って独りごちる*3し、フローが腕斬られる瞬間にはぎゅっと目を瞑って顔背けちゃうし、毎回このくだり、ファンルン実はだいぶフローのこと好きだなって思ってた
・「この運命も変わるだろう」と歌う奴隷達に不快感を滲ませ背を向けたファンルンの言う「運命はそう簡単に変えられないんだ」の重み…*4

【砂漠】
・オビオテ族の言葉好きだったな-。たまに日本語っぽい言葉混じるとこも(笑)。「ナッタデドーダ」はうっかり笑いそうになったw
・ドラゴン隊、口:お孫、目:かほちゃん晶子さん、角(?):まりゑちゃん、翼:原田さん泉見さん で、あのシーン出てない人たち総出演*5だった。あれこそチームワークの団体芸…。口は開閉動作もあるから、毎回すごい真剣な顔して頑張ってたなあ。
・黒い獣とダイが瞬時に入れ替わる大橋のお芝居単純にすごいなと思ったし、ボウガンに撃たれたあとぬるっと起き上がるあの軟体動物的な動きは大橋の真骨頂だったな。。
・ダンドイ嬢の小さい男の子違和感なさすぎて大好きだった
・ところであのドラゴンとダイはなんであのタイミングであそこにきたの??

【黒い獣】
・ここの大橋と大澄さんのガチンコ勝負感毎回痺れたし、大橋の凄みを感じる場面だったなあ。。ほんとすごい。
・紗幕に獣とダイの影がうつって、歌と影と両方でダイが飲み込まれていく様子が表現されてたのがすごく好きだったし、捌け際の大橋の不気味なほどの佇まいと動きがもうほんとにたまらんやつでした…しゅごい…

【エコーミュージック】
・トゥーヌシェーナと木霊遊びを始めるエルカ、遊んでないではやくいくよと窘めるフロー、エルカに乗っかるファンルン。
・公演後半どんどんフローとファンルンというか丈溝じゃれじゃれタイムになっていったの最高だったなー!どうあってもファンルンを止め(窘め)ようとするフローとそれをすりぬけるファンルン。可愛かった…とても可愛かった…!*6
・トゥーヌシェーナとしりとりするエルカに「負け?」って怪訝な顔するファンルン。見えてない設定の伏線がここにも。
・えーい!って勢いよく水場に飛び込むファンルン、はしゃいでるのかわいい!って思ってたら、フローがうわって嫌そうな顔してて、フローに水かけるためだったのかと…構ってちゃんかよかわいい…
・エルカの後ろについて一緒に踊ってるファンルン、すごく無邪気で楽しそうな顔をしてて、これもそう装ってるのかなあ…それともこのときだけはほんとに楽しかったのかなあ…と想像すると切ない…だってこの直後にその笑顔のまま乾燥肉*7差し出しちゃうもん…

【迷宮の洞窟】
・ファンルンとフローエルカの追いかけっこ。ここも毎回いろいろ試して遊んでたファンルン自由時間だったなー可愛かったな-。四つん這いパターンだと、最後尾のフローたんがエルカのスカートの中見ないように気遣ってたのも紳士でよきでした……
・初演のときからアドリブポイントだったフロー誘拐シーン、前半は晶子さん(ルシアス)がアドリブ担当だったけど、大阪後半くらいから志音くん(レーリア)がオチ担当になって、日に日に色んな意味で成長していくのが見てて楽しかったwww強火フロー顔担レーリアwww
・エルカを突き落とすところ、ファンルンは底冷えするような気配を纏わせつつ、最後まで「いつもの調子」を崩さないんですよね。つまりエルカには本性を欠片しか見せない。そして、物を処分するみたいに、「さようなら」って蹴り落とす。あの「用済み」感。あそこは序盤からの伏線回収その1であり、あそこにファンルンがエルカをどう思ってたかっていうのが集約されてる気がする。

【ファンルンの正体】
・頭の弱い手下3人組が好き勝手にフローをいたぶってて、「随分と痛めつけてくれたなあ…」ってファンルンにすごまれるところ、その日のファンルンのフローへの執着度合いで怒りレベルも違った気がする。フローへの執着が強い日は、出てきた直後から怒り心頭ですごんでた。。たたらの島での件といい、自分以外がフローに傷つけるのは嫌なファンルンちゃん…ヤンデレ
・今回のフローとファンルンは友達ではないので、フローの「ファンルン…?嘘だよね…?」にもそこまで悲痛な感じがない。でも「嘘だよね…?」って言ってくれるくらいには、フローもファンルンに心を傾けてくれてたのかなあ…すんすん…
・短剣ドスッと床に刺して低い声で「…殺してしまわないようにな」って吐き捨てるようにいうファンルン、応援上映だったら「ファンルン様ああああ><」って全力でうちわ振ってるやつ。
・この曲だけでいいから応援上映させてほしい*8。手下だけいぇいいぇい言えてずるい><
・手下といえば、誘拐するときにフローの顔愛でてた回は、ファンルンの歌の後ろでフローをいたぶるときもフローにめっちゃ顔近づけて舐めるように見てたレーリアwww余裕なくてたまたま目に入った1、2回しか見れなかったけど、あれはいつもやってたんだろうか。。
・この曲多分音取るの結構難しいんだと思うし、実際プレビューのときはちょっとまだ不安要素が残ってた感じだったんですけど、公演が進むにつれて右肩上がりでめちゃめちゃ良くなっていって。音をとれるとかは勿論だけど、歌に感情を乗せるのも上手になって、どんどん「ミュージカルの歌」としても仕上がっていって、千秋楽には「快感なんだ次々殺したい!!」も「俺と!!!組めよ!!!!」も感情大爆発させてたのほんっっっとうに最高だった……(泣きながらスタオベ)
・冒頭の「好きなんだよ人を殺すのがイェイイェイ」の歌い方は特に、後半にいくにつれ、あふれ出しそうな感情を抑え込んでいる感が伝わってきて、低い声も慎くん*9の時とはまた違うというか、それよりもっと太くて艶のある声音で、たまらなくぞくぞくした…
・1番の「ジャンジャン人を殺す♪」はあの短刀スタンドマイクだったのかな?っていうくらい気持ちよく歌い上げてて、ファンルンとしての愉悦が滲み出てたのがとてもよかったです
・歌いながらの回し蹴り三連発*10がそれはもう鮮やかで、さすがターンといえばのお孫おおお!って心のなかで拳を突き上げたんですけど、あれごろんごろん派手に転がる丈さんもすごいよね…。あれは丈溝コンビ芸…。
・「じゃあ、死ね」って言いながら切り落としたのが耳だったのはなんでだったのかな、って考えてるんですけど、寝たふりして聞いてたエルカとフローの会話で「あなたほど耳がよかったら~」的な言葉があったので、風の声がきける耳=フローの第2の生命線(一番は歌声)ってことだったのかな。。
・殺戮の時代♪でフローの耳を袖に放り投げるの、毎回綺麗に放物線を描いてたので、あれしっかりした素材でできてるんだなあ、とどうでもいいことを考えていたりなどした
・大阪公演の執着の先がフローに向きがちファンルンちゃん、フローが「僕の歌は祈りだ!」って言い募ってる(=振られてる)間、俯いてぎゅっと目を閉じたり、何かを諦めて振り切るかのような顔してたり、めっちゃかわいそうだった…自分の中のフローへの思いを振り払ってからの「俺のために歌わねぇ声ならいらねぇな」だった……
・でも金沢を経て刈谷で見たときには結構あっさり切り捨ててたというか、目の端をぴくぴく引きつらせてたり(器用…)、全体的に思い通りにならない怒りの方が強まってたなあ…千秋楽はなんか、子供が癇癪起こしてるようにも見えた…
・ナイフについたフローの血をあのきれいな薬指(または中指)で拭い取り口に含むファンルンちゃん、とてもイッちゃっててエロかったです…(はわわ)
・そのあと捌け際には直接ナイフ舐めてるのもたいそう…エロかったです……
・千秋楽では蹲るフローを壊れたオモチャでも見るみたいに、興味を失った顔で一瞥してて、ああこの瞬間ファンルンの中でフローは死んだんだなって…ううう…

【地球の呼吸】
・ファンルンだけ最後の「生きろ」を歌ってないってきいて、えっあれ他はみんな歌ってるの?!って見てみたらホントにそうだった。。あれはフローの見た幻影だからなのか。フローに殺意を向けたのはファンルンだけだもんなあ。。
・春風さん、この一瞬のためだけにフローリア姿に戻ってらっしゃるので、クラートン→フローリア→クラートン→フローリアって早替え大変だな…って思ってました…。いや他の方々も勿論そうなんだけど…。

【迷宮の洞窟 クライマックス】
・フローvsダイの殺陣、両方剣が光ってるのでライトセーバーみがあるwww
・あの殺陣めちゃめちゃかっこよくてうおおお丈橋いいいい!!ってなるんですけど、剣の修行もしていなければどちらかといえばどんくさいフローが互角に戦えてるのはなんでだろうかと考える。ダイが意思で黒い獣の力を抑えて手加減してたとかかな…そんな風には見えなかったけどな…
・そろそろと忍び寄ってきたナダージアご一行様、フローとエルカの姿に動揺を見せるファンルン
・ここでもファンルンはエルカに対しては「やあエルカ☆」って仮面を被り続けるんだよなあ
・「誰かいるのか?」って訝しげなファンルンにはトゥーヌシェーナが見えていないのだけれども、あれ何でなんだろう。トゥーヌシェーナが認めた心の綺麗な人にしか見えないとか?もしくはエルカが見えることになにか意味がある?
・ダイの腕にナイフを突き刺してドヤ顔のファンルンも、フローに立ちはだかられて「やっべこいつまだ生きてた~」みたいな表情するのも、エルカに追い詰められて言い逃れできなくて「…っ、うるせぇ!」って逆ギレしちゃうのも、エルカに「歌え!」って刃を突き付けるのも、ファンルンの小物感と幼稚さがよく出ていたなあと
・このシーンは全体的に矮小ファンルンが表に出てて、部下という立場であれど3人との信頼関係もまったくないのがよくわかるところ。。
・この段になるとファンルンはフローには一切の興味を失ってて、滅びの剣を手に入れることしか頭にない。
・「残念だが、きみはもうすぐ死ぬ」って淡々と告げるダイス先生、駆け付けたばっかりなのに、ファンルンがフローにしたこと知ってたの?水晶玉で見てた??それともその場でなんとなく察した??
・そもそもダイス先生はいつからファンルンの正体に気付いてたんだろうか…気づいてて旅のお供にしたんだったらダイス先生の罪大きくない??
・「お前がナダージアのスパイだということは、たたら島で会ったときに気づいていた」ってドヤるダナトリア様、それ気づいたのクラ―トンだよね!?ってつっこみたさ100点。愛しい。もしかしたら刀を交えたときにあれ?って思ったのかもしれないけど、クラ―トンの「血の匂いがしました、彼だけ、雨の中」が理由のほぼすべてだと思うの
・ダナトリア様に刺されたときのファンルンちゃん、後ろから刺された時以上に足を刺された時の方がより哀れを誘うというか。特に千秋楽はめっちゃ痛がっててかわいそう>< ってなる仕上がりだった
・めっちゃ痛がりつつも隙をついてダナトリアの胸元ドスって刺して「へへ…」って嗤ってるファンルン、クズというよりまだやり返すその気概やよし、的な気持ちで見てたんですけどこれは少数派ですか…
・「ダナトリア…いや、ダナトリア、さん」のところ、久留米と広島1日目かな?「ダナトリア様」に代わってたらしくて、なにそれより服従したっぽい!みたい!ってなってたんですけど、千秋楽は「さん」に戻ってたので幻に終わった…。
・「今度は俺があんたの国のスパイになってやるよ」っていうファンルンの最後の言葉、あのダナトリアに媚びる感じの言い方が大変よき命乞い感だった。。
・セットがシンプルなので想像で補完なんですけど、このシーンは、みんなが立ってるU字の一段上がったところが地面で、黒い獣がいる舞台真ん中あたりが奈落なのかなと思ってて(ダナトリア様が剣を落としたあと拾わないのは、拾えないからかなと)、そうすると、殺された人はみんな奈落の底で黒い獣に食べられちゃったんだろうか…トドメ刺してるだけで食べまではしないのかな…
・黒い獣にぐるんぐるん振り回されてから投げられるファンルン、いつもごろごろごろ!って勢いよく但しめちゃくちゃ正確にセット端まで転がってて、あそこめっちゃ好き…!転がる際のスピードと軌道が全部きちんとコントロールされてて、どの会場でもセット端(U字の始まりあたり)にちゃんと辿りつくの…!*11
・ファンルンが黒い獣にやられたことに対する手下の反応が「あーあ」だけなの、ファンルンと手下の関係性が出てたな。。
・ダナトリアを追いかけて刺すダイが、いっそ無邪気にも見える楽しげな顔でダナトリアの肩をぽんぽんたたいていたのが印象的で、やっぱりダイ-黒い獣にとってはダナトリアを殺すことが最大の目的だったからなのかなあ。。
・言い忘れてましたがトゥーヌシェーナの衣装がとっても好きです!!トゥーヌとシェーナでデザイン違いなのも好き!!

【調和のシンフォニー(エピローグ)】
・白いローブはまとっているものの、フードはとって顔出ししているので、顔出し木霊と呼んでいた
・歌的には風の舟→調和のシンフォニー なんですけども、出てきてから風の舟を歌っているあたりのファンルンが!超穏やかな優しい顔をしてて…!
・ファンルンは風になってやっと自分の業から解き放たれたのかなあ…と思って、それにも泣けた。
・本編の最後の最後の一音がお孫と志音くんだったの、千秋楽でそういえば!って気づいてなかなかの激エモ案件だったので書き残しておく。*12

*1:基本ファンルンの表情見るのに防振がっつりタイムだったので、教えてもらうまで知らなかった…

*2:咄嗟にダナトリアの剣の鍔を掌で押し返し、その間にもう一本を抜き、短剣で押し返しつつ空いた手で探って落ちたのを取ろうとするも届かなかったので、空いている手は短剣を持っている方の腕に添えて、ぐっと押し返す力を強めることで対応

*3:これ最初の方してなかった気がする…

*4:この台詞って初演のときなかったって見たんですがほんと?覚えてない。。

*5:フロー除く

*6:にも関わらずここのレポが全然落ちてこなくて、枕を涙で濡らした。なんでや…!!

*7:ナダージア特製、眠り薬入り

*8:もしくはサクフェスならぬ溝フェスやろ!(絶対やらないだろうなと思いながら言ってます)(でもこの度めでたくソロデビューも果たしたことなので希望は捨てない!!)

*9:元々地声は高めなお孫が低い声を習得したきっかけであり、お孫の低い声といえば、のドリフェス!及川慎くん

*10:ちなみに蹴り足が右、右、左で軸足変わるのにブレないのがさすが…

*11:他の皆様はちょっと転がってあとは走って捌けてる感じだったので、地味にすごいと思うんですよ

*12:間違ってたら恥ずかしいので教えてください